開催日時:5月10日(土) 13:00~17:00
開催場所:fabbit会議室 丸の内
テーマ:M&A・事業シナジーの発揮と社外役員の役割
■『M&A・事業シナジーの発揮と社外役員の役割』
株式会社つながりバンク /代表
M&Aアドバイザー 齋藤 紀夫講師
第12講では、株式会社つながりバンク代表の齋藤由紀夫氏が「M&A・事業シナジーの発揮と社外役員の役割」をテーマに講演しました。M&Aの実務に精通する齋藤氏は、成功・失敗事例を交えながら社外取締役の果たすべき役割を具体的に解説。 中小企業のM&Aにおいては、財務だけでなく現場を理解し、買収後の統合(PMI)に寄り添える人材が求められており、そこに中小企業診断士の活躍の可能性があると述べました。特に、事業デューデリジェンスや、事業再生から事業承継へと流れる支援などの分野では、診断士の知見が有効であり、今後さらにニーズが高まることが期待されるということです。
■『今後の活躍に向けての決意表明』、『修了式』
第12講の後半は、受講生全員が相互に1年間の学びを通じて得た今後の活躍に向けての決意表明を行いました。多くの受講生が社外取締役、社外役員の社会的重要性の理解をベースに、自らがその役割を担えるようにさらに研鑽を重ねことを表明しました。また、中小企業診断士にとって社外取締役というフロンティアは依然としてチャレンジングな状況にあることを再認し、最終回である今日をDay1とし、就任へのタイムラインを意識して日々の活動を進めていきたい旨の決意を示しました。 塾長・監修者からは、引き続き修了生を支援したい旨、修了生間のつながりという宝を今後も大事にしてほしい旨が表明されました。その後、会場を移して修了式が行われ、塾長より一人一人受講者に修了証書が渡されました。