昨今では、世界情勢の変化やAI(人工知能)などテクノロジーの急速な進展により、ビジネス環境は大きく変化しています。VUCAの時代の中で、企業は変化する環境に適応し持続可能な経営を実現するために、経営者は以下の課題に対応する必要があると考えられています。
企業としてこうした課題への対応力を高めるために、多様な経験や専門知識を有する社外役員を組織に組み込むことが求められており、2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂では「独立社外取締役の3分の1以上の選任」が求められ社外取締役の役割が注目されています。
養成講座では、今後、中小企業診断士へのオファーが増えると考えられる株式上場企業や非上場の中堅・中小企業で、社外役員として活躍するために不可欠な知識とスキルを習得します。
同じ志を持つプロフェッショナルとともに学び、新たなキャリアを切り開くための講座です。
毎回第一線で活躍している社外役員を講師に迎え、実務経験に基づいた知識と洞察を提供します。受講生は、普段見ることのできない社外役員・監査役の現場の実情に即した学びを得ることができます。講義やディスカッションの中で直接質問し、講師との直接的な対話を通じて業界の最前線での知見を得られます。
他の受講生や講師との交流は、新しいネットワークを築くチャンスです。業界内でのコネクションが広がり、協力関係を構築できます。ケーススタディや模擬取締役会では、受講生がチームを組んで実践的な課題に取り組み、参加者同士が連携し、共に課題を解決する経験を通じて強固なつながりが生まれます。
社外取締役とは、その企業に寄り添って経営者に助言を行う役割が期待される外部の見識者のことです。社外取締役としての経験が豊富な講師による事例を交えた講義により社外取締役に期待される役割・必要な知識を学ぶことができます。また、実際に活躍している社外役員から「ここだけの話」を聞くことができます。
社外取締役の仕事内容は、取締役会に参加すること。経営の監督、意思決定の助言など多岐に渡ります。社外取締役として活躍している人の実体験を聴くことで、社外取締役として活躍するための手法を学ぶことができます。社外役員の仕事は社外秘情報多く含むため、実際の仕事をみながら学ぶことができません。本講座では、実際の仕事を体感できるように、現役社外役員の経験談を元にしたケースディスカッション、ケーススタディ、模擬取締役会などを実施します。明日から社外役員として活躍するための網羅性のある知識と体験を大切にしています。
社外取締役として必要な知識は、中小企業診断士が持っている知識が前提となる部分が非常に多くあります。中小企業診断士になるために身につけた知識が、社外取締役に必要な知識とどのような関連があるか、どのように活かせるかのイメージができます。