開催日時:7月13日(土) 13:00~17:00
開催場所:fabbit会議室 丸の内
テーマ:株式会社運営と社外取締役
■『株式会社の機関設計・運用と社外役員』
ストラットコンサルティング株式会社 代表取締役
経営管理・FP&Aアドバイザー 池側千絵講師 CFO(最高財務責任者)やCHRO(最高人事責任者)の役割は、経営を支える重要な要素です。しかし、日本企業では、経営者に経営やファイナンスの専門知識が欠けていることが多く、これが課題となっています。例えば、理系出身の優秀な人材が社長になるケースがありますが、経営やファイナンスの勉強をしていないこともあります。日本ではCFOやCHROのような専門家が不在なため、経営の補佐が不足しているのが現状かと思います。こうした中、社外取締役を導入することは取締役会の実効性を高め企業価値を向上させることにつながります。社外取締役は投資家に対しても企業の努力や課題を伝えることで、投資家の期待や企業価値を高める役割を担います。
■『社外役員就任会社の経営・事業分析の基本と変化点の見つけ方』
大幸経営有限会社 代表取締役
中小企業診断士 大石幸紀講師 企業から社外役員就任を要請される方の大半は、前職で役員経験をお持ちの方や学識経験者の方です。では、これらの経験のない中小企業診断士の方は、どのように社外役員に就任するきっかけを作ればよいのでしょうか。そのヒントが私の担当講座には詰まっています。32歳という若さで中小企業診断士として独立したために、役員経験はもちろん経営支援の経験も無かった私が、専門家派遣や補助金獲得支援などで知り合った中小企業に対して、その後も経営改善支援へと継続させ、長期間の信頼関係を構築し経営顧問に就任、その後、社外取締役を任されるというパターンを、何社も経験しています。その軌跡を、具体的なノウハウとともに紹介させていただきます。また、大企業と中小企業で、社外役員に求められる内容の違いについても、ご紹介します。